猫背のデメリットは見た目だけではありません
猫背は農作業をされるお年寄りだけでなく、デスクワークをされる若い方にも多くみられます。
また、環境の変化や運動習慣の有無により、学生の中にも猫背になる方が少なくありません。
猫背自体は病気という訳ではなく、単なる姿勢の問題です。
ですが、猫背を続けることにより見た目の悪さだけでなく、心身にさまざまな不調を招く可能性があります。
ここでは、猫背を引き起こす原因や、猫背を改善するための方法についてご紹介しています。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- デスクワークのせいで猫背になっている
- 猫背を改善してスタイルをよく見せたい
- 猫背のデメリットを知りたい
- 猫背の改善方法を教えてほしい
猫背は背中だけが原因ではありません
猫背はその名の通り、背中が猫のように丸くなった姿勢のことを意味します。
猫背になると丸くなった背中にばかり注目が行きがちなのですが、実は、猫背の原因は背中だけにあるわけではないのです。
猫背になると元気ややる気がないようにみえるなど、見た目が良くないだけではありません。
さまざまなお身体のトラブルを引き起こすことにもつながりかねないのです。
こちらでは、猫背になる主な原因や、猫背にともなってみられる主な症状についてご紹介しています。
猫背になる原因
猫背の多くは日常の生活習慣によってもたらされますが、場合によっては何らかの病気が疑われることもあります。
そこで、猫背になる原因を生活習慣と病気の2つの観点からみていきましょう。
●普段からの不良姿勢
普段から椅子の背もたれにもたれかかって座ったり、ソファに沈み込んだ姿勢で座ったりすることで、猫背になるリスクが高まります。
とくに長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎによって同一姿勢が続くと、背中が丸まってしまい、血行不良から肩こりにつながることがあります。
●運動不足
日常的な運動不足によって体幹の筋力が低下すると、猫背になるリスクがともないます。
●関節の硬化
長時間の座り仕事や運動不足により、関節の可動域が制限され、背中や首の動きが制限されることがあります。
このような関節の硬化によって猫背を引き起こすことがあります。
●身体的な障害や疾患
脊椎の異常や神経筋疾患、関節炎などの身体的な障害や疾患が猫背の原因となることがあります。
これらの疾患は、適切な治療を受ける必要があります。
病気が疑われる猫背
猫背をもたらす代表的な病気としては、次のようなものが挙げられます。
●くる病
代謝異常やビタミンD欠乏症などによって骨の石灰化が起こらないと、くる病を発症することがあります。
くる病を発症した場合、円背(えんぱい)になるリスクが高くなるといわれています。
●脊椎圧迫骨折
加齢などが原因で脊椎が上下からの圧迫に耐え兼ね、骨折を起こすことがあります。
圧迫骨折は続発することもあり、そのような場合、猫背になるリスクが増すとされてます。
猫背の症状
猫背をともなう主な症状
猫背になった場合、次のような症状がみられやすくなります。
●首こりや肩こり
猫背になると、正しい姿勢と比べて頭の位置が前に移動します。
頭には体重の10分の1程度の重さがあるため、頭の位置が前に出ると、首や肩にかかる負担が増します。
その結果、首こりや肩こりを生じるリスクが増します。
●頭痛
猫背によって肩や首の筋肉が硬くなると、神経や血管が圧迫されてしまいます。
その結果、緊張型頭痛などを発症するリスクが増します。
●睡眠の質が低下する
猫背になると背中が丸くなるため、横隔膜の上下動が制限され、呼吸が浅くなります。
その結果、睡眠の質が低下することにつながります。
●消化不良
背中が丸くなると胃腸が圧迫し、消化不良を起こすことがあります。
●腰痛や背部痛
背中の筋肉が硬くなることで、背中や背中に繋がる腰に痛みが出やすくなります。
●巻き肩
上から見ると肩の位置が前方にスライドし、巻いているように見える状態を巻き肩と呼んでいます。
猫背の方が巻き肩というわけではありませんが、猫背になると、巻き肩を併発するリスクが増します。
●姿勢がよい状態をキープできなくなる
猫背の状態が長く続くと、普段から正しい姿勢をキープすることが難しくなります。
●自律神経系の症状
猫背にともなって自律神経が圧迫されると、めまいや耳鳴りなど、原因不明の症状がでることもあります。
猫背への対処法と予防法について
普段の姿勢を改善するということは簡単なようで、実際にはなかなか難しいものです。
現実問題として、猫背を改善しようという気持ちはあるものの、長続きしないという方は少なくありません。
そのような方の場合、意志の力に頼るのではなく、ちょっとした工夫を施すことがおすすめです。
例えば、普段使っている椅子や机の高さを見直すことが、猫背の改善につながることもあります。
猫背に悩まされているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
猫背の対処法
猫背の改善するものではありません。
そのため、毎日のように簡単に取り組めるエクササイズや、よい姿勢をとるための工夫が重要となります。
簡単に取り組める方法を2つご紹介するので、参考にしてみてください。
●机といすの高さを調節する
デスクワークにともなって猫背になっているような場合、机といすの高さを調節することがおすすめです。
椅子に座る際は、両足の裏をちゃんとついて座れる高さのいすを使うことが重要です。
その上で、膝関節と股関節を90度になるような高さに調節しましょう。
骨盤を立てて上半身に無駄な力が入らないように意識し、肘の角度は110度以上になるよう調節します。
モニターの位置は高すぎず低すぎず、やや下方をみる位置に調節しましょう。
●丸まっているお身体を伸ばす
長時間の同一姿勢によって筋肉が緊張すると、猫背になるリスクが高くなります。
逆をいえば、筋肉の緊張を解消すれば、自然と姿勢が元に戻っていくわけです。
丸まっているお身体を伸ばすためには、ストレッチポールを利用することがおすすめです。
ストレッチポールを背中に当てて仰向けに寝ることで、丸くなったお身体を伸ばすことにつながります。
猫背の予防法
繰り返しになりますが、一度猫背になってしまうと、改善するために大変な時間と労力が必要となります。
そのため、普段から猫背にならないよう、予防するという意識を持つことが重要です。
そこで、猫背を予防する簡単が方法を5つご紹介します。
●大股で歩く
猫背を予防する簡単な取り組みとして、歩幅を広げることが挙げられます。
大股で歩くことで、自然と骨盤が起きるため、猫背を予防することが期待できます。
例えば、陸上の短距離走の選手に猫背の方はいないと思います。
ストライドを大きくすることで、自然と上半身がまっすぐになるわけです。
普段より数センチメートルでかまわないので、大股で歩くことを心がけましょう。
●お風呂に浸かる
猫背の方の多くに、上半身の筋緊張がみられます。
お風呂にゆっくりと浸かり、筋肉を緩めることで、猫背を予防することにつながります。
●背中のトレーニングを行う
ジムなどで肩甲骨を寄せて下げるトレーニングを行うことで、猫背の予防に繋げることができます。
●腸腰筋を鍛える
腰の骨と股関節を結ぶ腸腰筋には、骨盤を前傾させる役目があります。
大きく足踏みをすることで腸腰筋を鍛えれば、骨盤が前傾し、猫背を予防することにつながります。
●臀筋を鍛える
骨盤を起こし、上半身をまっすぐに保つためには、臀筋(お尻の筋肉)がしっかりと働かなくてはなりません。
スクワットなどのエクササイズに取り組み、臀筋が衰えないようにしましょう。
金森接骨院の【猫背】に対する施術内容
当院では、猫背に対して猫背矯正や骨盤矯正を行っています。
猫背は背中が丸くなってしまっている状態をいいますが、大きく分けると次のような2つの状態に分かれます。
・背中だけが丸まっている状態
・骨盤が後ろに倒れて腰が丸まり、背中も丸まっている状態
実際に施療をおこなっていると、ほとんどの方が「骨盤が後ろに倒れて腰が丸まり、背中も丸まっている状態」です。
このような場合は、まず始めに骨盤矯正で土台となる骨盤周囲と腰を調整した後に猫背矯正を行います。
猫背は、肩や背中の筋肉が伸長され続けることで、血流量が減少して「コリ」を招きます。
また、実は猫背姿勢でいることでも筋肉を酷使しますので、お身体が疲れやすく疲労が取れづらくなってしまいます。
一般的には、見た目の印象がマイナスになるイメージが大きい猫背ですが、お身体にも多くの影響を及ぼしています。
矯正施術をおこなうことで、お困りごとの解消を目指していきましょう!
著者 Writer
- 金森 淳
- 出身:茨城県取手市
生年月日:1986年2月27日
血液型:AB型
趣味:映画鑑賞、動画鑑賞、漫画、アロマテラピー、スポーツ
所有資格:柔道整復師免許
ご来院されるお客さまへ一言:
ケガと身体のトータルケアが当院で出来ることとなりますのでお任せください。
また、オーダーメイド施術などで特に強めの施術が必要な場合にはご希望ください。
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