寝違えを起こした場合は正しい対処が必要です
寝違えは長時間デスクワークをされている方や、睡眠不足や疲労に陥りがちな方、深酒をして不自然な姿勢で寝てしまった方などに多くみられる症状といわれています。
寝違えを発症してしまうと、ズキっとしたつらい痛みに襲われたり、顔を動かすことが困難となったりします。
ですが、寝違えは一時的な症状であるため、痛みがなくなったら何もしないという方も少なくないことでしょう。
こちらでは、寝違えが起こる原因や主な症状、対象法や予防法についてご紹介しています。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 朝起きたら首が痛くて動かせない
- 繰り返す寝違えに悩んでいる
- つらい首の痛みを早く改善したい
- 寝違えの原因について教えてほしい
寝違えの主な症状と原因について
寝違えはそれほど珍しい症状というわけではありませんし、誰でも一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか。
発症してしばらくは大変つらい思いをするのですが、まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ため、再発の防止に取り組まれている方は少ないと思います。
寝違えの再発を予防するためには、なぜ寝違えが起こるのか、その原因について知っておく必要があります。
ここでは、寝違えを引き起こす原因と、主な症状についてご紹介しています。
寝違えのおもな原因
寝違えはもともと首や肩の筋緊張があることで発症リスクを増します。
首や肩に筋緊張を引き起こす原因としては、次のようなことが挙げられています。
●寝具が合っていない
マットレスや枕といった寝具が自分の身体に合っていないと、寝ている間も筋肉が緊張し、起きた時に寝違えを起こしやすくなります。
特に、寝返りを打ちづらい柔らかい布団や、頚椎アーチに合っていない枕などが寝違えのリスクを高めると考えられています。
●普段からの首や肩の筋肉の硬さ(デスクワークが多めの方、学生)
寝違えは通常、未就学児童にみられることはありません。
というのも、未就学児童の筋肉はとても柔軟だからです。
学生や社会人の方に寝違えがみられるのは、勉強やデスクワークにともなって、首や肩の筋肉が緊張するからだと考えられます。
●ストレートネック
不良姿勢などが原因でストレートネックになると、頭の重さが首や肩にかかり、首や肩の筋緊張が起こることがあります。
その結果、寝違えを発症する可能性が高くなります。
●睡眠が浅い
寝る前のスマホ操作によ脳の興奮状態や、室温の高低による寝苦しさなどが原因で睡眠が浅くなると、寝違えのリスクを増す結果となります。
寝違えにともなう主な症状
寝違えにともなう主な症状としては、次のようなことが挙げられています。
●動作時痛
寝違えを起こしたときの特徴的な症状の1つが、動作にともなって痛みが出るということです。
症状がひどい場合には何もしなくてもズキっとした痛みに襲われることがあります。
特定の方向を向こうとした時に痛みが出ることも特徴です。
例えば、右を向くときは何も感じないのに、少し左を向こうとしただけで激痛が出るといったことが挙げられます。
●可動域の制限
顔を動かそうとすると痛みがでるため、首を正常な可動域で動かすことができなくなる場合があります。
筋肉の過緊張や椎間関節の捻挫によって、そのような症状があらわれると考えられています。
●吐き気や嘔吐
寝違えによって思うように顔を動かせなくなると、吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。
●熱感や圧痛
寝違えを起こした場所が他の場所に比べて熱を持ったり、押すと痛みを感じたりすることがあります。
●布団から起き上がれない
寝違えの症状がひどい場合、顔を少し動かしただけでも激痛が走り、布団から起き上がることが困難になる場合もあります。
●運動制限
首や肩の痛みによって頭部や首を動かすことが困難になります。
とくに、首を後ろに倒す動作や横に動かす動作が制限されることがあります。
●動作時の痛み
首を動かしたり特定の方向に向けたりすると痛みが増すことがあります。
とくに、急な動作や無理な姿勢での動作が痛みを引き起こすことが多いです。
寝違えを起こした場合の対処法と予防法について
寝違えを起こした場合の正しい対処法
寝違えのことを医学的には急性疼痛性頚部拘縮などと呼んでいます。
急性と聞くと「冷やす」とか「湿布を貼る」とかいった対処法をイメージされる方も多いことでしょう。
しかし、炎症の程度によってはアイシングやシップが不要な場合もあります。
●炎症時は冷やす
ひどい痛みや腫れ(炎症時)をともなう場合は、一時的に冷やすことが有効です。
患部が熱を持ってズキズキ拍動するように痛む場合は、アイスパックや水と氷を入れた袋などで患部を冷やしましょう。
●熱感が少ない時は冷やす
症状が軽微な場合は温めたほうが症状の回復を早めることが期待できます。
患部に熱感が少ない場合には、冷やさず入浴などで温めることで症状緩和が期待できます。
●水分摂取と栄養バランス
水分を十分に摂取し、バランスの取れた食事を摂ることで、代謝を促進し症状の回復を支援します。
●適切な姿勢の確保
痛みが強い場合は、できるだけ安静にしましょう。
寝具を快適なものに変える、首や背中をサポートする枕やマットレスの使用によって適切な姿勢を確保しましょう。
●医師の診断と施術
症状が持続する場合やセルフケアで改善が見込めない場合は、医師に相談し、適切な診断と施術を受けましょう。
寝違えの予防法について
寝違えを発症してしまうと、痛みに悩まされることはもちろんのこと、日常の動作にも支障をきたす可能性があります。
とくに普段から首や肩のこりを実感されている方は、次のようなことに取り組むことで寝違えを事前に予防することが重要です。
●寝具を見直す
頚椎アーチを保つための枕を利用するなど、自分の身体に合った寝具を使用することで、寝違えの発症リスクを下げることが期待できます。
●就寝中の保温を心がける
寝ている間に首や肩が冷えると、筋緊張によって寝違えを発症するリスクが増します。
特に、気温が低い冬の時期には、首を温めるネックウォーマーを利用したり、タートルネック型パジャマを着用したりすることで、就寝中の保温を心がけることが重要です。
●ソファでうたた寝しない
テレビを見ながらソファで寝てしまうと、不自然な姿勢を強いられるため、寝違えを発症するリスクが増します。
眠気を覚えたら布団できちんと寝るようにしましょう。
●湯船に浸かる
シャワーだけで入浴を済ませていると身体が温まりきっていないことがあります。
そのため、湯船にゆっくりと浸かることで、首まわりの筋緊張を緩和し、血行を促進することが可能です。
●ストレッチをする
普段から筋肉を柔軟に保っておくことで、寝違えの発症リスクを下げることが期待できます。
首だけでなく、肩甲骨まわりや肩まわりのストレッチを行うこともおすすめです。
金森接骨院の【寝違え】に対する施術内容
急性期であれば痛みに加えて可動制限がみられるため、まずはハイボルトを使用し症状の緩和を図ります。
急性期の痛みの状態をそのままにしてしまうと、他の組織にも負担がかかり患部以外にも痛みや違和感を引き起こす可能性があるため早期の対処が大切です。
急性期の痛み・可動制限が緩和され始めたら、再発予防に取り組んでいきます。
患者様とのカウンセリングを通じて、根本の原因を取り除いていきます。
特に就寝中に身体へストレスがかかりにくいように、寝返りのうちやすい枕やマットレスに変えるようなアドバイスなども行います。
また、首や肩まわりに不調を引き起こすことが多い方には、不良姿勢がみられる傾向にあります。
姿勢ゆがみ矯正×筋肉調整、オーダーメイド施術などをご提案し、身体全身のバランスを調整していき、より良い身体の状態を目指していきます。
著者 Writer
- 金森 淳
- 出身:茨城県取手市
生年月日:1986年2月27日
血液型:AB型
趣味:映画鑑賞、動画鑑賞、漫画、アロマテラピー、スポーツ
所有資格:柔道整復師免許
ご来院されるお客さまへ一言:
ケガと身体のトータルケアが当院で出来ることとなりますのでお任せください。
また、オーダーメイド施術などで特に強めの施術が必要な場合にはご希望ください。
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