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肩こり

肩こりが起こる本当の原因をご存じでしょうか

肩こりは病気ではなく、多くの方が日常的に悩まされている症状のひとつです。
特に、厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、女性は肩こりが健康で一番のお悩みとなっています。
肩こりは医療機関で検査をしてもハッキリとした原因が分からないため、対症療法で対処を行うことが一般的です。
ですが、肩こりが起こるメカニズムを知ることで根本改善を期待できます。
ここでは、肩こりの原因や対処法について詳しくご紹介しています。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 学生の頃から肩こりに悩まされている
  • 肩こりは改善しないものと諦めている
  • 肩こりを改善する方法があれば知りたい
  • 肩こりの原因について教えてほしい

肩こりが起こるメカニズムを知ろう

肩こりは命に関わるような重大な症状ではないため、なんとなく放置している方も少なくないことでしょう。
また、症状がひどくなって検査をしても、「原因不明」「異常なし」とされることが多いようです。
ですが、肩こりが起こるメカニズムを知ることで、肩こりを根本から改善することが期待できます。
肩こりのメカニズムが分かれば、肩こりを起こしている本当の原因も分かるようになります。
ここでは、肩こりの本当の原因や主な症状についてご紹介しています。

肩こりが起こるメカニズムについて

肩こりの本当の原因を知るためには、肩こりがどのようにして起こるのか、そのメカニズムについて理解することが欠かせません。
そこで、肩こりが起こるメカニズムについてみていきましょう。

筋肉の緊張

肩こりの主要な要因の1つは、肩周囲の筋肉の過度な緊張が挙げられます。
長時間同じ姿勢を維持したり、肩や首の周囲に負荷がかかるような作業を行ったりすることで、筋肉が緊張して硬くなります。

●筋肉の不均衝

日常生活や仕事で特定の動作を繰り返し行うことで、肩周囲の筋肉のバランスが崩れることがあります。
例えば、肩や背中の筋肉が弱くなり、胸や首の筋肉が過度に緊張することで、肩こりが引き起こされることがあります。

●姿勢の問題

前かがみの姿勢肩の前方に突き出た姿勢の方は、肩こりになりやすい傾向があります。
このような姿勢は、肩や首の筋肉に不自然な負荷をかけるため、肩こりを引き起こす要因となります。

ベッドでうずくまっている女性

●ストレス

ストレスや精神的な疲労が肩こりの発症や悪化に関与することがあります。
ストレスが増加すると、筋肉の緊張や姿勢の悪化が引き起こされ、肩こりが発生しやすくなります。

●筋疎血が発痛物質を産生

一言でいうと、肩こりが起こるのは筋疎血によって発痛物質が産生されるからです。
筋疎血とは、筋肉へと送られる血液量が減少することを意味します。
肩への血行が滞ると、筋肉の中に発痛物質が生まれ、それが筋肉痛のような重いだるい痛みを生じます。

●血行不良

発痛物質は基本的に、血液の流れによって体外へと排出されます。
ところが、何らかの原因によって血行不良が続くと、発痛物質が蓄積され、やがて慢性的な肩こりに至ります。

血行不良を起こす原因

肩こりのメカニズムからも分かるように、簡単に言うと肩こりは血行不良によって発症リスクが増します。
血行不良が起こる原因としては、次のようなことが挙げられます。

●不良姿勢

デスクワークの方スマホ操作時をする方など、長時間同一姿勢が続きやすい方は不良姿勢によって首や肩まわりの筋肉が緊張し、血行不良を招きます。

●力を入れるくせ

無意識に肩の力が入るクセがあると、筋肉が硬くなることで血行不良を招きやすくなります。
力を入れるくせのある人は、肩が上がっている傾向にあります。
肩の力を抜くように言われるのはそのためです。

筋肉の不均衡

日常生活や仕事で特定の動作を繰り返し行うことで、肩周囲の筋肉のバランスが崩れることがあります。
例えば、肩や背中の筋肉が弱くなり、胸や首の筋肉が過度に緊張することで、肩こりが引き起こされることがあります。

●精神的ストレス

精神的ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、血管が収縮し血液の循環が悪くなります。
また、ストレスが増加すると筋緊張や姿勢の悪化が引き起こされ、肩こりが発生しやすくなることがあります。

●血行不良

血行不良も肩こりの原因の1つです。
筋肉が適切に酸素や栄養を受け取れない状態が続くと、筋肉の疲労や緊張が増大し、肩こりが発生します。

●関節の問題

肩関節や首の関節に異常がある場合、適切な動きが制限されることがあります。
関節の過度な圧迫や変形が筋肉や周囲の組織に影響を与え、肩こりを引き起こすことがあります。

肩こりにともなって起こる主な症状

肩こりという言葉は日常的に聞かれますが、実際に肩こりが起こった場合、具体的にどのような症状があらわれるのでしょうか。

●筋肉のこわばり

肩こりが起こった場合、通常と比べて筋肉が硬くなっている状態(こわばり)が認められます。

●肩の筋肉の痛み

肩の筋緊張によって血流が滞ると、肩の筋肉へと送られる酸素の供給が滞り、発痛物質を産生します。
その結果、肩の筋肉に痛みが出やすくなります。

●腕や手のしびれ

肩の筋肉の緊張によって神経が圧迫された場合、肩の痛みだけでなく、腕や手のしびれがみられることもあります。

●見た目の変化

肩こりの実感がない方であっても、筋疎血によって筋硬縮が起こった場合、肩の盛り上がりが見て取れることもあります。

●頭痛

肩周りの筋肉が硬くなると、神経や血管が圧迫されるなどすると、頭痛が起こることがあります。
その結果、一時性頭痛の一種である、緊張型頭痛を発症するリスクが増します。

●胃の不快感

肩こりの原因の多くは筋緊張であり、筋緊張は自律神経の乱れを生じさせることがあります。
自律神経の乱れると内臓機能にも影響するため、肩こりにともなって胃もたれ不快感を併発することがあります。

●集中力の低下

肩の痛みや重さなど、肩の不快感によって仕事や勉強時の集中力の低下につながることもあります。

●めまい

肩こりがある状態は首、肩まわりの筋緊張がみられるため三半規管(頭が回転するときの方向と速さを感知する役割)や自律神経に乱れが生じてしまうことからめまいが起こることがあります。

肩こりへの対処法と予防法について

肩こりは命に関わるような症状ではないかもしれません。
そのため、「肩がこっているのは当たり前」「肩こりは病気ではないから大丈夫」と気にされていない方もいらっしゃることでしょう。
ですが、東洋医学では「肩こりは万病の元」とされており、放置すると頭痛や四十肩・五十肩、自律神経失調症などさまざまな症状へとつながる可能性があります。
そこで、肩こりが起こった場合の対処法や予防法についてご紹介します。

肩こりが起こった場合の対処法

こちらでは肩こりが起こった場合の対処法についてご紹介いたします。

●姿勢を正す

肩こりが起こった場合、普段の姿勢を見直してみることも重要です。
姿勢を正したからといってすぐに肩こりが改善するわけではないかもしれませんが、さらなる悪化を防ぐことにつながります。

・座り姿勢

肩こりを招く最大の不良姿勢が猫背です。
猫背を改善するためには、骨盤が立った状態で座り、腰椎の前弯(腰椎アーチ)を作ることがポイントです。
さらに、胸椎が後弯し過ぎず、頸椎は緩やかに前弯している「背骨のS字構造」を保つことで猫背を改善することが期待できます。
また、巻き肩になると肩こりのリスクが増すため、肩が前に入っておらず、両肩は背骨に寄せて下がった状態を意識しましょう。

・立ち姿勢

正しい立ち姿勢は横から見たときに、外くるぶしの頂点と大転子(太ももの付け根の外側を押して触れる部位)を結んだラインが床の面から垂直になった状態をいいます。
また、外くるぶし、大転子、肩峰(肩の先端部分)、頭頂部がまっすぐになっていると、正しい立ち姿勢といえます。

●入浴

肩こりがある場合、お風呂にゆっくりと浸かり、身体を温めることがおすすめです。
身体を温めることで血行を促進し、肩こりの原因となる筋疎血を解消することが期待できます。
また、リラックスすることで自律神経のバランスが整い、身体の回復力を高めることにもつながります。

●首肩のストレッチ

首や肩まわりをストレッチすることで、肩こりの元となる筋緊張を緩和することが期待できます。

●温湿布やアイスパック

肩こりの痛みを和らげるためには、温湿布やアイスパックを使った冷却療法や温熱療法を行うことがおすすめです。
温湿布は筋肉の緊張をほぐし、アイスパックは炎症を抑えて痛みを軽減します。
適切な温度と時間で交互に使用しましょう。

運動している男女

●運動

適度な運動を行うことで、血行が改善され、筋肉の緊張がほぐれます。
ウォーキングストレッチヨガなどの軽い運動を取り入れることで、肩こりの緩和に役立ちます。

●栄養と水分補給

適切な栄養と水分摂取は、筋肉や組織の健康を維持し、肩こりを和らげるのに役立ちます。
バランスの取れた食事を心がけ、水分をこまめに摂取します。

肩こりの予防法について

肩こりの多くは、日常の生活習慣が原因となってもたらされます。
そのため、次のようなことを意識することで肩こりの予防に繋げることが期待できます。

●姿勢を正す

肩こりへの対処法と同様、肩こりを予防するためにも、姿勢を正すことは重要です。
しかし、長く定着してまった不良姿勢は、一朝一夕で改善できるものではありません。
そのため、毎日のように自分の姿勢をチェックすることが、姿勢の改善と肩こりの予防に繋がります。

●首肩のストレッチ

首や肩のストレッチをすることは、肩こりの予防にも繋がります。
本来、ストレッチは何らかの症状を改善するためにおこなうものというよりは、未然に症状を防ぐためにおこなうものです。
そのため、肩こりを実感する前から首や肩のストレッチに取り組み、未然に防ぐという意識が重要となります。

●肩の力を抜く

スポーツや音楽の世界でよく言われることの1つが、肩の力を抜くということです。
肩に力が入っていると、身体の力をうまく引き出すことができないからです。
一般の方であっても、肩に力が入っていると肩こりを引き起こしやすくなります。
肩の力を抜くためには、いったん肩を重い切って上に挙げ、力を抜いてストンと落とすことがおすすめです。
料理や掃除などの家事で肩に力が入っている方や、読書や裁縫などの趣味で肩に力が入っている方は、定期的に肩の力を抜く前述の運動をおこないましょう。

●長時間の同一姿勢を避ける

ゲームやスマホ、パソコンなどが原因で同一姿勢が続くと、肩こりの発症リスクを増します。
定期的に休憩を挟み、ストレッチなどをおこなうことがおすすめです。

金森接骨院の【肩こり】に対する施術内容

当院では肩こりになる大きな要因は不良姿勢にあると考えています。
顔が前に出ていたり肩が前に出ている(巻き肩)、猫背である場合、身体の基本的な重心ラインから姿勢が前方に倒れた状態になりますのでこれを筋肉を使って常に持ち上げなければなりません。
本当に脱力した状態は電車の中で寝ていてうな垂れている様な人のイメージになりますが、多くの不良姿勢の方はこの状態からもう少し身体を起こした状態にあります。
ただ単に座っているだけでも身体を起こす為に筋肉を使い続けなければいけないので、筋肉の血行障害が起こり肩こりになってしまうのです。
こういったことから日頃から良い姿勢でいる必要があるのですが、筋肉の状態が悪かったり骨格が固まっているとその姿勢がとれないことがほとんどです。
もしできた場合も姿勢のキープが難しいです。
姿勢のゆがみ矯正筋肉調整オーダーメイド施術で筋肉・骨格の調整を同時におこない、こりを取りながら大きな原因を取り除くと肩こりは解消され楽になりますので、普段から肩がこっている方はこちらの施術を受けて頂ければ改善が期待できます。

著者 Writer

著者画像
金森 淳
出身:茨城県取手市
生年月日:1986年2月27日
血液型:AB型
趣味:映画鑑賞、動画鑑賞、漫画、アロマテラピー、スポーツ
所有資格:柔道整復師免許
ご来院されるお客さまへ一言:
ケガと身体のトータルケアが当院で出来ることとなりますのでお任せください。
また、オーダーメイド施術などで特に強めの施術が必要な場合にはご希望ください。

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